採用担当者が語る、元タカラジェンヌの可能性と営業職での活躍
SATORI株式会社で営業職として活躍中のWさん。彼女を採用した背景やその後の成長について、人事・現場の視点からお話を伺いました。
― まずは当時の募集背景を教えてください。
今回募集していたのは「インサイドセールス」のポジションです。短期的な成果だけでなく、中長期的にリーダーを目指せるような人材を採用したいという意図がありました。
現状のメンバーで業務を回すことは可能ではありましたが、組織全体を見たときに「商談を創出するだけのチーム」ではなく、将来的に育成や組織をリードしていただける人材を増やしていくことが必要だと感じていました。
― Wさんと初めてお会いしたときの印象はいかがでしたか?
とにかく印象が良かったです。書類上ではなかなか伝わりにくい部分ですが、実際会話することで、意欲や前向きさ、彼女の魅力がしっかりと感じられました。
もちろん、社会人経験という点ではキャリア観が浅い印象はありました。ただ、それは20代の同じようなご経験の方と同様にいえることではないかと思います。
― 採用の決め手は何だったのでしょうか?
「挑戦する意志から感じ取れるポテンシャル」ですね。
営業職に必要なコミュニケーション力、自分の考えをしっかり言葉にできる力、そして相手の話を丁寧に聞く姿勢が備わっていました。過去の経歴からだけでは読みきれないところはありましたが、経験は後からでも十分補える素養があると判断しました。
― 入社から5ヶ月、成長ぶりについてはどう見ていますか?
期待していたスピード感で着実に成長してくれています。
目標は結構高めに設定しているので、まだ達成するまでは至っていませんが、それに対して腐ることなく、真面目にコツコツと前向きに取り組む姿勢は本当に素晴らしいです。
5月には、会社の大事にしている考えである「誠実であること」を体現する社員として目標に対して誠実に向きあい行動を継続されている点を社内表彰も受けており、今後さらに成長していく人材だと期待しています。
インサイドセールスは、限られた時間の中で目標としているコール数を確実に実施することも大変ですが、コールの提案内容・コミュニケーションの質を上げて、行動目標をやりきるための事前準備を徹底してやり続けていることが本当に素晴らしいと思っています。自分の目標を持っている方でないと成長実感がもちにくかったり、継続が難しいと思うので、そういう面からも彼女の「主体性」や「粘り強さ」が素養としてあるからできているのだと思います。
今後も期待されているメンバーで、現場から「良い方を採用できた」と聞いています。このまま頑張ってもらいたいですし、困っていることがあったら、彼女をしっかりとサポートしていきたいと考えています。
― Wさんのような「芸能人材」が企業で活躍する可能性についてどう考えますか?
「芸能人材」の中でも、「宝塚」の厳しい環境で育ったという点で、自己管理能力や競争を勝ち抜いてきた強さを感じます。ただ、それも人によると思うので、「芸能界出身だからすごい」というわけではなく、一人ひとりの素養や可能性を丁寧に見ていくことが大事だと考えています。
また、企業側が「芸能人材」に対して理解が浅いケースが多いと思うので、「芸能人材」に対してのわかりにくさや誤解を払拭するためには、やはり橋渡し役となるエージェントの存在が不可欠だと感じます。
― 「芸能人材」の採用において、企業が感じるハードルとは?
まず「何ができる人なのか」が見えにくいことが一番の壁だと思います。
「芸能人材」の経歴は定量的に示しにくく、また求める求人ニーズとマッチするスキルや経験を職歴書に落とし込むのが難しい印象があります。そこをどう言語化し、伝えていくか。受け手側が理解できるような表現や、書類の書き方を工夫することが必要だと思います。
芸能界出身に限らず、「自分の価値をどう伝えるか」という点は全ての転職希望者に共通する課題ですが、芸能人材は特にそこを丁寧に設計していく必要があると感じます。
― 最後に、芸能人材の採用においてグラントキャリアに期待することはありますか?
企業側が不安に感じる「わかりにくさ・判断しにくさ」を埋めてくれる存在であってほしいです。
その人がこれまでどんな環境で、何を得てきたのか。それがどのようにビジネスの場でどう応用できるのか。そこを明確にしてくれることは、企業にとって非常にありがたいです。
ビジネスに必要な能力である、「課題を解決する力」や「目標達成能力」、「スキルを伸ばす意欲」などは既に持っている人が多い印象があります。それらを芸能人生の中で培っている方なのであれば、ちゃんと言語化し、受け手側が理解できるような書類や面接の工夫を丁寧にやっていく必要があり、その面でハードルがあるように感じますね。
グラントキャリアで芸能人材の強みを引き出し、企業側に分かりやすく伝えることで、採用リスクも低減できますし、良いマッチングが生まれると思います。